なら燈花会の会 様/2022年なら燈花会 メインビジュアル

1999年より、古都奈良をろうそくの灯りでともしてきた「なら燈花会」。
2022年のメインビジュアルを、コンペティションを経て制作。
テーマとして掲げた言葉は、「一灯一会(いっとういちえ)」。
世の中は、コロナ禍であった。
人と会うことが当たり前ではなくなった時間を経験し、好きな人と好きなときに会える日常そのものが、
決して当たり前ではなかったことに改めて気づかされた。
その感覚を、一期一会という言葉と、燈花会を象徴する一つの灯りへ重ね合わせた。
燈花会の風景は、無数の灯りによって形づくられている。
しかし、その景色は電源を入れれば一瞬で現れるものではなく、一人ひとりの手によって、
一灯ずつ次へとつながれながら灯されていくものだった。
同じ灯りは二度となく、その日に灯された一つの光と、
そこに集う人との関係もまた、その瞬間だけの出会いとなる。
そこで、壮大な夜景そのものではなく、燈花会を形づくる最小単位である「一灯」にフォーカス。
灯す人と、灯りに照らされる人との一期一会の関係を「一灯一会」という四文字に込め、
「会いたかった夏、あなたにもう一度会える喜び」とともに表現した。
メインビジュアルを起点に、奈良新聞の全面広告、B1・B2ポスター、JR・近鉄の車内吊り、A4チラシ、
公式ガイドマップ、デジタルサイネージなど、多岐にわたる媒体へ展開。
一つの小さな灯りから街全体へと広がっていく燈花会の姿を、一貫したビジュアルとして設計した。
- Client
- なら燈花会の会
- Art Direction
- INtoOUT&Co.
- Design
- INtoOUT&Co.
- Copywriting
- INtoOUT&Co.