森庄銘木産業 /morika コンセプトメイク&ロゴマーク&ロゴタイプ&ラベルデザイン












森庄銘木産業株式会社の「morika」シリーズについて、コンセプトメイクからロゴ、ラベルデザインまでを制作。
着想の起点としたのは、夜から朝へと移り変わる森の時間だった。
朝靄の中で木々が目覚め、闇の畏怖をたたえた森に少しずつ光が差し込み、人の暮らしと森が接していく。
その境界の時間を、香りの性格と重ねてシリーズ全体の軸とした。
日本では古来、夜明けのわずかな光や空の色の違いを、暁・東雲・曙・朝朗・有明など、細やかな言葉で捉えてきた。
morikaでは、その時間の移ろいを各香りの印象へ置き換え、
より夜に近く静けさやリラックスを感じさせるヒノキを「暁」、
朝の息吹や動き出す気配を感じさせるヒバを「朝朗」として展開した。
ラベルカラーもそれぞれの時間帯から導き、ヒノキは夜明け前の藤色、ヒバは森に色が戻り始める柳緑を採用。
さらに、朝靄に包まれた森をイメージした水彩画を描き、
その滲みや濃淡をもとに、夜から朝へ段階的に移ろう空気をラベルへ落とし込んだ。
香りを単に樹種で分類するのではなく、森の時間や光、気配まで含めて感じられること。
林業に根差す森庄銘木産業だからこそ表現できる、森と人との距離を静かに整えるシリーズとして設計した。
- Client
- 森庄銘木産業株式会社
- Art Direction
- INtoOUT&Co.
- Design
- INtoOUT&Co.
- Copywriting
- INtoOUT&Co.