山添村峰寺/とんど

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とんどの煙が立ちのぼる山添村峰寺の朱色の社殿 とんどの火で燃える木々と立ち上がる炎 とんどの火に書き初めをかざす人 とんどの熾火で竹の先につけた餅を焼く風景 湯気の立つ鍋のそばで温かい汁物を受け渡す手元 足元を見下ろして写した青い靴と砂利道 低い目線から見上げた笑顔の男性と神社の境内

 

|雨読残景 | 09 |

 

2歳の息子が写真を撮りたいというのでカメラを渡したら、

彼は1人で歩き回って一生懸命小さな手を伸ばしてシャッターボタンを押していた。

よくわからない写真ばかりかと撮ったデータを見てみたら、

そこには2歳の見る目線の世界と、2歳の子どもにだけ見せる和やかな、

おじいちゃんおばあちゃんなどの大人の表情がたくさん残っていて、

出来ないと決めつけることの馬鹿らしさ、色々な視点で見る大切さを、

彼はあらためて教えてくれた。

 

「雨読残景」とは、自分と関わりのある物事の風景をただ記録するのではなく、

そこに時間が流れていたことの余韻を記録する試みである。

 

雨は記憶、記録は残響。

Rain is memory, records are reverberation.

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INtoOUT&Co. & my son