山添オーガニック農業祭 2025冬/チラシ・のぼり


山添オーガニック農業祭の第1回開催にあたり、
まずは「どんな取り組みなのか」を村内に広く知ってもらうことを目的に、
農業そのものの楽しさや人の表情が伝わるチラシを制作した。
農業に実際に関わってみると収穫の瞬間だけではなく、日々の草刈りや天候との付き合い、
手をかけなければ育たない作物と向き合う時間そのものが農の営みであり、
その積み重ねの先に収穫の喜びがあることに気づかされる。
そうした背景から農業祭の魅力を一枚で伝える象徴として、
収穫した作物を手にした参加者の表情をメインビジュアルに採用し、
野菜だけではなく、その野菜を育てる「人」まで含めて農業祭の空気が伝わる構成とした。
また、初開催ということもあり、農業祭そのものの周知だけでなく「オーガニック」という考え方についても、
地域の中で少しずつ認知を広げていく必要があると考え、
「YAMAZOE ORGANIC VILLAGE」というロゴマークもあわせて制作した。
単発のイベントとして見せるのではなく、山添村における有機農業やその周辺の活動を、
継続的に伝えていくための共通の目印として位置づけている。
農作業を通じて世代や立場を越えて人が顔を合わせ、同じ畑で時間を過ごすことで少しずつ関係が生まれていくことも、
この取り組みの大きな魅力のひとつであり、単なる販売イベントではなく、
土や食、人との関わりを通して地域のつながりが育っていく場であることを意識した。
チラシとあわせて会場用ののぼりも制作し、ロゴやメインビジュアル、色彩の印象を展開することで、
事前の告知から当日の会場まで一貫した見え方を作った。
初開催だからこそ、まずは親しみやすく、ひと目で記憶に残ることを重視し、
「収穫の喜び」をそのまま視覚化するとともに、
「YAMAZOE ORGANIC VILLAGE」という共通のサインを設けることで、
農業祭とオーガニックという考え方の両方に触れる入口となるデザインを目指した。
- Client
- 山添村役場
- Art Direction
- INtoOUT&Co.
- Design
- INtoOUT&Co.
- Photograph
- INtoOUT&Co.